‏私がこの会社を引き継いだのは、会社がほとんど倒産寸前な状態まで追い込まれた状態の中です。私に引き継ぐということで、最初から船が転覆しているというような状態から始まりました。傾いた状態の中、

“どうせこのままいっても上手くいかないんだったら、とにかく従業員の喜ぶようなそんな仕組みを作ろう。
楽しく働けて頑張ってよかった。”

そんな気持ちを持てたらいいなと思い、仕組みを作りました。

テルズ＆クイーンでは、「素敵なお母さんづくり」をビジョンに掲げています。

‏女の子が活躍する時代と言われていますが、なかなか本気で女の子が活躍している、例えば女の子が幹部になるとか、そういう会社ってまだまだ少ないというのが私の実感です。

‏しかし、活躍できる女性を増やしてあげたい企業さんはたくさんいると思います。弊社は、女の子しかいない会社だからこそ、そんな企業さん達のモデリングになるような会社を目指しています。

‏人は一人では生きていけないし、社会に出たら仲間やチームを大切にすると思います。
弊社では一番、大切にしてもらいたいのは家族だと考えています。今まで育ててもらったお父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃん。

一人では生きていけないからこそ、お父さん・お母さんに褒めてもらいたいとか、認めてもらいたいとか、本当に感謝ができるそういう子たちがテルズ＆クイーンに入ってくれて、弊社の教育を受けてくれたら非常に成長するんじゃないかなって考え常にそういう価値観を大切にしています。

‏世の中の企業で勤めている人たちや社長さんの考え方は「女の子はすぐ辞めてしまう。」だと思います。

だから女の子にお金をかけて教育しても、すぐに辞めてしまうからなかなか教育をしようとしないのが今の社会、世の中の現状だと私は考えています。

‏だからこそ女の子たちに教育費や教育する時間がかかっているということをしっかりと伝えて、会社負担で勉強させてもらっていることがわかる環境、そういったことを経験してもらいたい、というのが私の考え方の中にあります。

その理由は「素敵なお母さんづくり」という考え方を僕が大切にしているからです。

「素敵なお母さんづくり」というのはマネージメンタリーであり、お母さんはマネジメントができないとお母さんをできないっていうのが僕の考え方です。

それは自分の子どもが行きたくない学校に、いかに学校が楽しいかをプレゼンテーションする。いかに友達が大切なのかっていうことを提案してモチベーションを上げる。

旦那さんにも「お父さん頑張って」というマネージメントをすることで、たくさんのボーナスをもらってきたり、昇格したり、出世したりという働きかけをするのはお母さんなんだよということを、弊社の教育の中でたくさん伝えます。

お母さんはマネージャー、人を動かす力を身につけるとハッピーになれるよっていうことを教えています。